
日射しが強くなる前に(紫外線のこと)
2018.02.02美容
春になると紫外線が強くなります。けれど年中紫外線は出ています。
老化の原因も紫外線の量に関係があるので、どんな季節でも紫外線を
浴びないために皆さん色々気をつけています。
UVクリームだけでなく、今は色々な化粧品でUVカットできますね。
BBクリーム、美容液、ジェル、ヘアスプレーetc...
あたりまえのように目にする表示ですが、今回は「SPF」と「PA」に
ついて、まとめておきます。忘れたらこれを見て思い出してくださいね。
「UV」=ウルトラバイレットレイ 紫外線のことです。
「UVA」=紫外線A波 紫外線の9割を占め、真皮にまで到達し、活性酸素を活発化させるため、 コラーゲン、エラスチンなどにダメージを与えていく。
「PA」=紫外線A波をカットする力。『+』で表す。『+』は、やや効果あり。『++』は、効果がある。『+++』は、かなり効果がある。『++++』は、最も効果がある。の4段階まであります。
「UVB」=紫外線B波 エネルギーが強く、赤くなり、ひりひりしたりと肌に速攻ダメージを与えます。
また、免疫力を低下させたりと身体に与える影響もあります。
「SPF」=紫外線B波をカットする力。数字で表す(時間)
肌がひりつきはじめるまでの時間は人により違います。10分で赤くなる人もいれば、20分で赤くなる人もいます。
『SPF10』の場合、例えば10分で赤くなる、ひりつき出す人はその10倍の100分後(1時間40分)まで延ばせる。
『SPF50』なら50倍の500分(8時間20分) となります。
出回っているものでは50が最高のようです。
ただし、ひりつくタイミングは人によって違うため、SPF値が低いと途中で効力が切れてしまう場合があります。前もって早めに塗りなおすことをおすすめします。
UVケア商品は、 紫外線を避けるため、紫外線カット効果のあるものを選ぶことは大切ですが、肌の弱い人は特に肌負担のことも考えて選ばなければ、辛い目に遭います。そういう方は、紫外線吸収剤不使用のものを選びましょう。吸収剤不使用であれば散乱剤が入っているのですが、吸収剤は、一旦吸収させて、化学変化を起こさせる化学物質です。散乱剤は、反射させるために金属を酸化させた粉や粘土質の粉などです。若干散乱剤の方が肌負担が軽いと言われます。
日常生活では SPF20 PA++
真夏や海山などでは SPF50 PA+++ を目安に使い分けることが必要です。
ただ、この数値通りの効果を出すには、むらなく塗ることが大切です。塗り残しがないように気をつけましょう。
また、前年のシーズンのUVが残っていて、使うようなことがあれば十分注意が必要です。できる限り継続して使いきるように心がけましょう。
ラフィージュ化粧品は残念ながら、直接紫外線を避けるUVカット化粧品は扱っていませんが、UVカット化粧品は、上で述べたように少なからず肌負担があります。それらを使う前に、ラフィージュ化粧品のしっかりした基礎がためができていれば、バリア機能も高くなり、ちょっと安心です。