
AGE(終末糖化産物)と肌の関係
2018.06.22美容
最近はよく糖化という言葉を耳にするようになりましたね。
AGEという物質が体内に作られることを糖化というのですが、
これが、老化を進めてしまうのです。
AGE=終末糖化産物(AdvancedGlycationEndProudProducts)すなわち
「タンパク質と糖が過熱されてできた物質」のことを指します。
糖質が体内のタンパク質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象を
糖化(メイラード反応)と言います。
糖は代謝サイクルの穏やかなコラーゲンと結合しやすく、変異してAGE化することが知られています。
AGEが肌に発生すると….
「真皮にて」
真皮にできたAGEsは異物とみなされ、排除しようと体が酵素を出します。この酵素はAGEsの周りのコラーゲンも破壊(分解)してしまいます。
「角層にて」
角層を構成しているタンパク質、ケラチン繊維と糖が反応します。
黄ぐすみが起き、軟らかさが損なわれ、キメが乱れる。化粧ノリが悪くなります。
角層の糖化は、加齢よりも紫外線による影響が大きく、ごく微量の紫外線を浴びただけでもAGEは増加します。
また、AGEは活性酸素を増やし、周りのタンパク質を老化させてしまう。
糖化対策について
AGEの種類は100を超え、いろいろなAGEが組み合わさってAGEsとなるので、それに抗う坑糖化成分もいろいろ組み合わせた方が、抗える可能性は高まります。
また、酸化が進むと糖化も促進するので、酸化対策も併せて行う方がよいのです。
坑糖化作用のある食べ物を紹介します。
・ショウガ
・カモミール
・よもぎ
・食物繊維を含む食品
坑糖化作用のある栄養素は
・ビタミンC
・ビタミンB1/B6
・クエン酸
・αリポ酸
・カルノシン
ラフィージュも、坑糖化作用のある成分を取り入れています。
「ホットジェリーウォッシュ」、「エクストラリッチローション」、「モイスチャーパールエッセンス」に入っている梅果実エキスがそうです。
食事と、化粧品と両方で糖化対策いたしましょう。